慢性疲労症候群の症状、原因、解消法など
わかりやすくご紹介しています。ご参考になりますように。
慢性疲労症候群とは、日常生活に支障をきたすほどの強い疲労感などが、
6ヶ月以上続いている状態のことをいいます。
慢性疲労症候群では、ほかの疾患がないのにもかかわらず、
会社や学校に行けない、家事ができない、日常生活ができない、
さらには起き上がることさえ困難で、寝たきりの状態が続くこともあります。
検査をしてもはっきりと異常が見つかれないことが多く、
微熱や頭痛の症状から「風邪」と診断されることもありますし、
風邪と共通の症状が消えた後は「自律神経失調症」と診断される・・・
慢性疲労症候群になると、体の症状や精神面の症状があらわれます。
日常生活に支障をきたすほどの非常に重い疲労感だけでなく、
全身の倦怠感、疲労感、微熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、のどの痛み、のどが赤い、
首やわきの下のリンパ節の圧痛(押すと痛い)、睡眠障害(不眠)、低血圧、
胃腸の調子をくずしやすい、光や音に過敏になる、暑さ寒さがつらい、などの
症状を感じることがあります。
気分の落ち込み、集中力の低下、記憶力の低下、うつ状態、など。
慢性的に疲労を感じる人は、ストレス社会の現代においては珍しくありませんが、
慢性疲労症候群の発症率は、1,000人に2〜3人程度と言われており、
大部分の方は、慢性疲労症候群ではないようです。
慢性疲労症候群の原因は、はっきりとは解明されていません。
風邪のような症状から始まったケースも多く、ウィルスとの関連も考えられましたが、
感染症とすると、つじつまの合わない部分も多いのです。
そこで最近では「ストレスの影響」が大きな原因とも考えられています。
ストレスを受けると、様々なホルモンのバランスが崩れます。
また、ストレスは自律神経も乱すため、心身の緊張が長く続く状態になってしまい、
リラックスさせて体の疲れや不調を回復する神経が、はたらきにくい環境になります。
自律神経とホルモンバランスと免疫系は、密接な関係にあり、
自律神経とホルモンが乱れた結果、免疫系にも悪影響が出ます。
この悪循環によって、体から脳に伝える神経伝達物質が減り、
脳の細胞が変調をきたして、異常な慢性的な疲れを感じると考えられています。
ちなみにストレスとは、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスだけでなく、
暑さ寒さや騒音などの不快感や、さらには、栄転、昇進、進学、結婚、引越など、
イヤなことか楽しいことかは全く関係なく、心や体に起こる変化や刺激の
あらゆるものを「ストレス」と呼んでいます。
慢性疲労症候群の解消法はいまだ確立されていません。
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)という漢方薬や、
ビタミンB12、ビタミンCなどを使用するケースが多いようです。
ただ、慢性的な疲労をはじめ、さまざまな不調の大きな原因は、
ストレスによる自律神経の乱れであるケースが多いのです。
交感神経(活動・緊張・ストレス)と、副交感神経(休息・修復・リラックス)の
2つからなる自律神経は、本来バランスよく交互にはたらいて元気な体をキープします。
しかし、ストレスの多い生活によって、交感神経ばかりが活性化してしまい、
回復モードである副交感神経があまりはたらけず、体の回復が追いつかなくなる。
こうして、慢性的な疲労、さまざまな不調をかかえるようになるのです。
そこで、慢性的な疲労や不調を解消するには・・・